天命を生きる by キャサリン門田

魂の聲を聴き、天命を具現化する生き方・働き方をデザインする。ビジネス・プロデューサー「キャサリン門田」のブログ。

没個性の人、個性を発揮できない会社の行く先は…?

今まで、昭和から平成の時代の働き方のルールは、
「没個性で滅私奉公」「組織に順応し埋没する」
「長いものに巻かれろ」「出る杭は打たれる」
「社畜として、文句言わずに長時間がんばれ!」
というものでしたね。

こんな働き方をしていて、一人ひとりの個人が幸せになれるわけありません。

だって、まるで 映画『STAR WARS』に出てくるストームトルーパーみたいじゃないですか?

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みんな同じ顔、同じ服装をしていて、没個性的。誰が誰だか見分けがつきません。
で、上司であるダース・ベイダーにこき使われているわけです。
彼らには、基本的人権もなければ、個人ごとのキャリア計画なんてものもないでしょう。ただ組織に使い捨てにされるだけの存在。

こういうのを「社畜」って呼ぶわけですよ。
悲惨としか言いようがありません。

 

当然、こんな働き方は、既に破綻しています。
いたるところで、会社崩壊、組織崩壊、ヒエラルキー破綻、社内秩序の崩壊、と呼ぶべき現象が起きています。
組織の中で、従業員は心身ともに疲弊し、精神疾患を発症する人は後を絶たず。

中には自他ともに認める「ブラック企業」「ブラック職場」もあり、次々に優秀な人から辞めていきますから、もう既に組織として存続させること自体が悪ではないかと思えるほど。

そもそも、誰にでも必ず個性というものがあるのに、その個性の発揮を組織の暗黙のルールで抑えている時点で、幸せな職場になれるわけがないでしょう。

もう、人を大事に出来ない会社は、潰れたほうが良いのではないかと思います。
いやいや、私がそんなこと思うより先に、既に事業が傾いていますから、放っておいても潰れるでしょう。

人材の個性を尊重せず、個性を発揮する機会を提供しない会社に、未来はありません。

ここ最近、企業から「組織の立て直し」をご依頼されても、「沈みゆく大型客船」としか表現できない、立て直し困難な組織をずいぶん見てきました。
残念ですが、「一度つぶれて、痛い目に遭わない限り、彼らは変われないだろう」、そう思ってお断りしたケースもあります。

その理由の一つに、改革したいと言っている社員たちに【個】としての主張がないんです。

現状の問題は見えている、わかっている。何とかしないとヤバい。
でも、それをどうしたいか?と聞いても、誰も答えない。意見がない。
思考停止していて、どんな組織にしたいか?アイディアすら出てこないんです。
残念ですが、お手伝いのしようがありません。

 
そして、没個性で何の魅力もとりえもない人、自分なりの意見も主張もない人は、これからの時代、タイヘンなことになりますよ。
もう自分の頭で何も考えられない人は、キャリア・プロデュースのしようがないんです。

長い間、「指示されたことをやる」に慣れてしまうと、沈みかけた船の中で右往左往するものの、「逃げる」という決断さえできない。
それでも、「なんとかなるんじゃないか?」と、変な期待をしている。

一体全体、誰がなんとかしてくれるんでしょうかねぇ?
誰も救ってくれる人はいないと思いますけど…?

 

そんなことを考えつつ、先日も「ミニセミナー」を開催して、ご参加された皆様にチェックシートでご自分を振り返ってもらうと…?

最も多いご感想が、「自分で自分がわかっていない」「個としての特徴がわからない」「個性の発揮、発信はまったくできていない」というものでした。

案外と多いですね。
自分の個性を抑圧してしまっている「優等生」な大人が…。

「なんとかなる」と思っているうちに、不本意な状況に流されていくのではないか…。そう心配しております。
ご自身の状況に気づいた人から、具体的な行動をとってほしいものです。

 

これから、かなり大きな社会的変化の波がやってきますよ。
あなたは、その大波を乗り越えていく準備はできていますか?

気になる方は、ぜひ、ミニセミナー「次元上昇リーダーシップ」にお越しください。
これからビジネス社会はどのように変化していくのか?
個人として、どのような気構えやスキルをもつべきか?
その辺を詳しくお話しております。

kadota-y.hatenablog.com

 

 

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