どのような企業にも、ザックリ分けて、3種類の人がいます。
1)デキる人
2)ふつうの人
3)残念な人
このうち「残念な人」は、さらに3種類に分かれます。
その中の一つ目・Aタイプは、こちらで紹介しています。
二つ目・Bタイプは、こちらで紹介しています。
そして、「残念な人」の三番目は、Cタイプ。
C)まじめで有能なのに、年長者や役職者から覚えが悪い。
ハッキリ言えば、好かれていない。
だから、昇進昇格・人事考課や、良い仕事に抜擢されるなどのチャンスに恵まれない人たち。
当のご本人は、ものすごく頑張っている。
仕事も一定レベル以上にできる。
頭も良い。高学歴の人も多い。
なのに、なぜ、チャンスに恵まれないのか?
その原因も、本人にあるんです。
私自身が管理職を経験し、人を育てる側の立場になってみてよ~く分かるようになったのですが…。
いわゆる、ナマイキな人。
マナーや敬語ができずに、悪気はないが失礼な人。
ぼさ~っとしていて、気が利かない人。
注意や指示をしても、素直に従わない人。
人として可愛げがない人。
こういうタイプの人たちは、本人がいくら努力をしても、年長者や役職者から「引き立て」てもらえません。
たとえば、管理職の下に、力量が等しい部下が10人いたら、どうでしょう?
人事の世界は、評価する側も、評価される側も、人間です。
そこにはどうしても、好き嫌いの感情が入ります。
極論を言えば、人事評価なんて、好き嫌いで決まるわけですよ。
だから、「年長者から愛される、引き立ててもらえる振る舞い」がどうしても必要になります。
でも、こういう面は、30歳過ぎると、周りの誰も注意してくれなくなるんですよね~。
この結果、Cタイプの人たちは、けっこう優秀にも拘わらず、がんばっているのに、チャンスに恵まれないことが多いです。
うん、まことに「残念な人」ですよね…。
さて、ここまでで3タイプの「残念な人」を紹介してきました。
あなたは、何か思い当たることはありませんか?
ちょっとした振る舞いができるかどうか?
その差が、組織の中で仕事する人には、10年20年たつうちに非常に大きな差がついていく原因となるものです。
では、どうやって、こういう足りない面をカバーするのか?
これはもう、それなりに役職のある、多くの人を指導してきた「経験のあるオトナ」か継続的にらアドバイスをもらうしか方法はありません。
一般的な書籍には、そんなことまで書いてありませんからね。
本来は、部下一人ひとりをしっかり見て、観察して、ちょっとした振る舞いレベルから、仕事術まで指導していくのが、上司の役割です。
でもね。私は一流企業・大企業と呼ばれる企業で、ずいぶん経営幹部研修や管理職研修を担当してきましたが、「この人は、部下にとって良い上司だなぁ」と感じられる人はきわめて少数です。
結果として、「ほとんど部下を指導できない、ダメ上司」が非常に増えているんです。
あなたは、上司から、しっかりと指導してもらえていますか?
もしもYESなら、あなた自身も良い部下なのでしょう。
しかし、NOなら、あなた自身にも上司にも、問題がある可能性がありますね。
悲しいことに、「がんばっているのに、報われない人」が最近はものすごく増えてきているように感じています。
そういう人たちを、救ってあげたい。
応援してあげたい。
ちょっとだけ方向をずらしてあげれば、報われるのに…。
そういう思いをここ何年も抱えてきました。
だから、2017年に「仕事塾を主宰しよう!」と決めたのです。
さて、今年は4月27日(土)から【プレミアム仕事塾2019】を開催することにいたします。
【プレミアム仕事塾2019】の概要は、こちらからご確認いただけます。
本来は、職場の上司が、きっちりと指導すべきことなのに、なかなかその機会に恵まれない人たちがいます。
その結果、本人がうんとがんばっているのに、チャンスに恵まれない。
そういう人たちを応援するための仕事塾です。
もしも、あなたの周囲に、そういう人たちがいたら、ぜひぜひ紹介してあげてください。
組織で働くビジネスパーソンにとって必要な「知っているとお得」「できるようになると超便利」な知識とスキル、処世術などをご提供いたします。
まずは、こちらの「プレ講座」にお越しください。
絶対にお役に立つことをお約束いたしますから。
では、あなたとお会いする機会があることを、楽しみにしております。
キャサリン門田でございました。