ここ最近、私の身の回りでは「出会いと別れ」の話題に事欠きません。
仕事で待望のメンバーと出会う。新しいチームのキックオフで親しくなる。他社との事業アライアンスが固まった。企業のM&A構想が固まった。新しい彼氏ができた。などなど。
一方で、Facebookやblogには「もう◯◯さんとは付き合えない」「△△さんに愛想を尽かした」「✖️✖️さんと縁を切った」など、個人的なことをわざわざ世間に向けて決別宣言している人がなんと多いことか…。(笑)
元々日本では4月から3月までを「年度」とする風習があるので、3月に別れて4月に出会うのは珍しく事ではありませんね。
それに加えて、太陽系の惑星配置も私たち人類に影響を及ぼしています。(この惑星による影響を読み解くのが、西洋占星術なんですが)
具体的には、本日15:08は天秤座の満月。
これは、人間関係やパートナーシップの分野において「何かしら結論が出る」タイミングなのです。
だから、今まで何となく付き合ってきた曖昧な関係に、自分の中で結論が出るようなことが起こります。
その結果が、「やっぱりこの人、好きだなぁ」と相手の良さを再認識した新しい段階のパートナーシップに発展したり、「もうダメ!激おこプンプン丸!(古い?)」と縁切り宣言になるわけですね。
人が人を見て「好き/嫌い」の判断をするのは、まぁ仕方のないこと。
ただ、オトナになれば物事はもっと複雑。たとえ大嫌いだとしても、「もう嫌い、付き合わない、口もきかない」というわけにはいきません。そんな単細胞で思慮のない判断は、やがて自分自身を幼稚で小さな器に押しとどめてしまうことになるでしょう。
何かしら事件が起こるときは、イヤな人とでも上手く付き合っていける自分に成長するチャンスでもあるからです。
イヤな人は、何がどうしてイヤなのか? それを探ってみると、実は自分自身にも同じイヤな部分があると気づくものです。心理学ではそれを「自分のシャドーを他者に投影している」と説明いたします。つまり、自分を見直すきっかけになりますわね。
さらに、誰かを一方的に「悪者扱い」して、そう決めつけるのは避けるべきでしょう。たいていの人間関係は、昔々に理科で習った「作用/反作用」の現象だからです。相手が何かしらイヤな事をしてきたのは、そう反作用させてしまった原因が自分にあるから。自分の無自覚にやってきた作用が、相手の反作用を引き出した。…とも考えられるからです。
いずれにせよ、今日、天秤座の満月を含む数日間は、世界中の人々が人間関係を見つめる時。せっかくのこのタイミング、どう活かすか? すべては、あなた次第ですわね。
私もイロイロあります。逃げずに自分を反省する日にいたします。
では、皆様ごきげんよう。
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