天命を生きる by キャサリン門田

魂の聲を聴き、天命を具現化する生き方・働き方をデザインする。ビジネス・プロデューサー「キャサリン門田」のブログ。

AI時代の働き方に、充分な備えはできていますか?

5年前までは、AI(人工知能)なんて「SF映画に出てくるもの」と思っていた。
だが、既にあらゆる産業・あらゆる職場にAIを搭載したITシステムが導入されようとしている。

例えば…。
ある企業A社では、数千人規模で雇用していたある職種を、ほぼ全面的にAI搭載のシステムに代替する計画を進めている。
その機能を実験的に利用した人たちは、まさかAIが担当しているとは誰も気づかないらしい。
A社の全職場で、そのAIシステムが全面的に採用になれば、もう数千人規模の人間が要らなくなる。
当然、大量解雇だ。

別の企業B社では、ベテラン技術者の仕事ぶりをこまかく記録して、それをすべてソフトウェア化している。
「この道一筋30年」というのは、昔なら「栄誉」かもしれない。
だが、これから先の時代は違う。
「30年もの長い時間で、たった一つの仕事しかできない人」扱いされるかもしれない。

経営者の立場からみれば、AI導入はメリットが多い。

だって、人間はミスをする。気分にムラがある。相手によって態度が変わる。カンチガイ・思い込みは得意技。すぐに疲れるし、気に入らないことがあれば文句を言う。
職場では、相性の悪い人同士が絶えずケンカしている。
ハッキリ言って、人間をやとった経営者には心労が絶えない。

それがAIシステムなら、電源コードさえつないでおけば、文句も言わずに24時間365日働く。ミスをしない。誰に対しても同じ対応だ。職場の誰ともケンカしない。
経営者から見たら、良いことづくめだよね?

それでも、依然として多くの人は、まだAIを見くびっているらしい。
「単純作業が自動化される」なんていうのは、はるか昔の時代のお話なのよ。

いまや、高度な判断、ベテラン社員にしか担当できない難しい仕事ほど、AIに置き換わる計画が着々と進んでいるのである。

AIを、一昔前のアタマの悪いロボットと一緒にしてはいけない。
最近のAIは、ディープラーニングといって、ムチャクチャ優秀な人のノウハウをそっくりそのまま学習し、取り込んでしまう。
さらに、ビッグデータといって、世界中のデータベースから大量データを読み込み、もっとも成功確率の高い方法を瞬間的にみつける。

つまりだ、一つの会社で20~30年程度の業務経験のある「ベテラン社員」よりも、世界中のデータベースを参照できるAI搭載のコンピュータの方がはるかに賢い。
当然、正しい判断を求められる仕事、ミスが許されない仕事ほど、AIに置き換わっていくだろう。

これからAIが本格的に導入されると、世界的に働き方は変わっていく。

まず、人材(人財)争奪戦が始まる。
デキる人は、引く手あまた。
あらゆる産業で、新しい業務プロセスの再構築が始まるから。

一方で、AIに仕事を奪われて大量失業者が出る時代に突入する。
あなたの仕事は、近いうちになくなるかもしれない。
いや、あなたが「要らない人」になってしまう危険もある。

いま、「何をしたいのか分からない」「何をすべきか分からない」「将来が不安だ」「自分の未来の仕事やヤバい!」と感じる人には、とにかく今のうちに自分の能力を磨き上げることをお勧めします。

なぜか?

自分の能力も含めた「器」のレベルに応じて、チャンスや人脈・面白い仕事がやってくるから。

古い能力しか持たない人が、新しいプロジェクトに抜擢される可能性はゼロ。
低いレベルの人に、オモシロい仕事・おいしい仕事を任される可能性はゼロ。
その代わり、先進的なことを学んだ人や、高度で複雑な仕事をこなせる高スキルな人には、期待されて有意義な仕事がまいこむだろう。
 
というわけで、AI時代に備えて、【個人】の方向けに本格的な能力開発プログラムを2コース、ご提供することになりました。

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kadota-y.hatenablog.com

 

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