天命を生きる by キャサリン門田

魂の聲を聴き、天命を具現化する生き方・働き方をデザインする。ビジネス・プロデューサー「キャサリン門田」のブログ。

管理職こそアタマをつかわないと、ねぇ…。

「会議診断®」サービスで、様々な企業での会議を拝見しておりますが。
もう、「あり得ないー!」っと叫びたくなる場面の、なんと多いことか!

某日某社様の営業会議でのこと。
営業部長が部下にこう言った。
「おまえ、もっとアタマ使って仕事しろよ!」  

営業担当者のグダグダぶりを見ると、確かにそう言いたくなる状況ではある。
彼の気持ちは理解できる。

だがしかし。
根本的に違うのだよ、ワトソン君。
(シャーロック・ホームズか?)

そもそも日常業務というのは、部下がいちいち頭で考え込まなくてもいいように、極めてシンプルなロジックと手順を設計し、仕組みにしておくべきもの。
未熟な部下に下手に考えさせ、余計な判断をさせるから、判断ミスしてトラブルを生むんです。
昔から、「下手な考え休むに似たり」って言うでしょ?

そのロジックと手順、仕組みをアタマを使って設計するのが、業務経験がありノウハウを持っている管理職の仕事なのよ。

つまり、部下に向かって「アタマ使え」ではなく、そういう部長さん、アナタこそ「アタマ使え」なのだ。

え? もうアタマの使い方忘れた?

実は、50代以上の管理職には、「思考力」というものを忘れ去っている方が多い。
部下に仕事をさせるのに慣れると、ご自身は惰性と条件反射だけで仕事をこなせてしまうようになるから。
すると、思考力の低下は著しい。
まぁ、平たく「ボケ」とも言いますが。
日本の大企業、有名企業、一流企業の管理職に多く見られる現象ですね。

なぜ日本の一流企業でイノベーションが進まないのか?
そりゃぁ、現場を見れば一瞬でわかりますよ。
管理職や職場のリーダーたちが、アタマの使い方を忘れちゃったからねぇ…。

はいはい、そういう思考停止マネージャーの代わりに、私のような経営コンサルタントが、親切丁寧に業務プロセスと仕組みを設計し、スタッフの教育まで担当して差し上げます。
管理職の再教育も承りますよ。
(実はもう手遅れの人も多いんだけどね)

自分のアタマを使うか、コンサルタントを雇ってお金を使うか。
管理職の皆さん、せめてどちらかは使いましょうね。

成果の出せない部下を一方的に責めても、何の効果も出ない。
そんなアホな指導し続けていると、部下がうつ病になっちゃうわよ~ん。   

常々コンサルティングの場面で申し上げておりますが、職場の生産性と意欲は、管理職の力量で決まるのです。
はい、それはもう必然的に。

「会議診断®」の詳細は、こちらからご覧いただけます。
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会議を1時間拝見するだけで、その組織の問題とその原因をフィードバックし、課題と改善方法をその日のうちに具体的にアドバイスいたします。

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業務改善、イノベーションが進みやすい職場の状態をつくるには、まずは管理職のアタマの中を変えねばなりませんから。

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では皆様、ごきげんよう~

 

 

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